旅にゃんこ高知編 ~ ネコと散歩して大自然を満喫!「室戸ユネスコ世界ジオパーク」~

◇ 「ジオパーク」って何?

はて、ジオパークとはなんだろう・・・?旅すると最近ちょくちょく目にする用語でしたので詳しく調べました。

ジオパークというのは、直訳すると「地球(Geo)の公園」。


地質学的に貴重とされる自然遺産を、私たちが身近に見学し学べる場所として、ユネスコなどの公的機関が認定したエリアのことだそうです。


日本ジオパーク委員会によると、日本語で説明する場合には「大地の公園」といっているそうです。


現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が43地域あるそうです(2016年9月現在)。


◇ 室戸ユネスコ世界ジオパーク

前回の投稿のとおり、イルカに会いに室戸岬に立ち寄ったとき「室戸ユネスコ世界ジオパーク」と書かれた看板を目にしました。


日本のジオパーク43か所のうち、「ユネスコ認定」を掲げた "世界ジオパーク" は、2016年9月現在9か所あるそうです。


具体的には、


洞爺湖

有珠山 

アポイ岳 

糸魚川 

隠岐 

山陰海岸 

島原半島 

阿蘇


そして、ここ、室戸なのです。


ジオパークを体験できる絶好の機会だと思い、さっそくネコたちとのお散歩を試みました。

まずは、ふくちゃんに、ジオパークの一角、室戸岬の遊歩道入口付近で、竹かごに入ってもらって、記念撮影。


◇ 砂岩岩脈(さがんがんみゃく)

一歩、遊歩道から外れると、こんな岩だらけの景色が・・・・ (*^_^*)


砂と泥が繰り返し堆積する地層(砂岩泥岩互層)が露出しているのです。これを「タービダイト層」というそうです。


これは約1600万年前の大地震のとき、液状化現象がおきて注入されてできた、いわば「地震の化石」なんですね (^^)/


室戸岬周辺では、現在でも1,000年間に平均1~2mも隆起し続けているそうなのです。


それを証明しているのも、この「タービダイト層」です。


しかし、時間的なスケールがでかいなあ (;^ω^)


ここでは、ダービダイト層の上を散歩する?だいきちの姿が動画撮影できましたよ (*^_^*)



◇ アコウ林

アコウ林に入りました。


高知一帯は亜熱帯地域に属することもあり、このような南国特有の寄生植物がみられます。

アコウを見上げるだいきち (#^.^#)


アコウの種子は鳥類によって散布され、木の上などで成長すると気根で親樹を覆い尽くし、枯らしてしまうこともあるそうです。


そのため別名「絞め殺しの木」ともいわれるそうです。

タコの足のように複雑に絡み合った気根が、岩肌を抱きしめています。


まさに、奇観ですね。


ちなみに、アコウの林は、天然記念物に指定されているそうです。


◇ 室戸岬園地休憩所

最後は、ジオパークの休憩所の建物と一体化した展望台「室戸岬園地休憩所」で記念撮影しました。

展望台から海をみて、いったい、何を思っているの?だいきち・・・(*^_^*)

展望台から降りたところで、地元のにゃんこちゃんと遭遇・・・クビ伸ばしすぎでしょ、だいきちさん (;^ω^)


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