あるとき大輔パパが帰宅したら、こんなふうに、だいちとふくちゃんが対峙していました(苦笑)
私たちはここ10年来、毎年、このお正月の時期は、南国などへ猫連れで旅をすることが多かったのですが、だいちとふくちゃんが、車中で一緒に過ごすことができるほど仲良くなるまでは「旅にゃんこ」はお預けにすることにしました。
そこで、だいちが来てから4日間ぐらいは、階段の入り口に衝立を立て、下階のリビングはだいち、上階の寝室はふくちゃん専用のスペースとして、二匹が接触しないように細心の注意を払って監視していました。
ところが、ある日、大輔パパが仕事から帰ってみると、衝立は開けられ(おそらくふくちゃんが開けたのでしょう)、まさに一触即発のフォーメーションに!
気まずくなったふくちゃんは「うぅ~」と軽く唸りながら、開いた衝立から上階へと上がるそぶりを見せます。でも、だいちは「ん~?」って高いトーンで声を出して、まるで《どうして行っちゃうの?》とでも言っているかのよう。
そうなんです。だいちは、「ん~?」って言って、無邪気に質問することが大好きな子です。
そうすると、ふくちゃんは《あんたがうっとうしいから、離れようとしたんだけど、よく考えたら、新入りのあんたのほうが遠慮して、私のそばを離れなさい!》と言わんばかりに、近くのケージへだいちを押し込みます。
だいちは、いったんはふくちゃんに従ってケージに入ったものの、すぐに出てきて「ん~?」と言いながら、こんなふうにゴロン。
《どうしてケージに入らなきゃならないの?ふく姉ちゃん、もう降参・・・好きにして》といわんばかり。
この日以来、ふたりが大喧嘩をすることはないと判断したパパとママは、階段の衝立は撤去することにしました。
そして、このお正月は、二匹は特にべったりすることもなく(だいちは、ん~?と言いながらふくちゃんに近づいてべったりしようとしますが、そのたびに軽くビンタを食らっちゃいます)つかず離れずの状態で過ごすことができました。
今後は、旅の車中、密室空間でも二匹は一緒に過ごせそうで、ひとまずほっとしました。
そして、いまも、こんなに仲良しにしていますよ・・・と言いたいところなんですが、たまにふくちゃんにビンタをされることがありまして、だいちは、まだちょっとだけ、ふくちゃんの隣では緊張した表情をしています(笑)
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2022.01.11 01:04