旅にゃんこ一家の奄美諸島の南三島の旅の次なる舞台は、沖永良部島です。
そして今回は、日本一大きなガジュマルのお話です。
🚢 フェリーで与論島から沖永良部島へ
与論港からフェリー「あけぼの」(マルエーフェリー)に乗船し、約2時間で与論島の和泊港へ着岸。
上陸するとすぐ、この和泊町にある、日本一のガジュマルを見にいくことにしました。
🌲 日本一のガジュマルは小学校の校庭にあった!
この巨大なガジュマルの木が立っていたのは和泊町立国頭(くにがみ)小学校の校庭でした。
樹高は7m、樹冠は22.6mの枝張りを誇り、幹の太さ(外周)は一番太いところで7.2メートルです。
明治31年(1898年)第一期の卒業生たちによって校庭に植えられ、空襲や自然災害にも耐え、脈々と守り続けられてきたガジュマルなんだそうです。したがって今年で樹齢120年。
新日本名木百選の一つにも選ばれています。
ちなみに、この名木百選とは、1990年大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」(花博)に合わせ、花博協会と読売新聞社によって選定されたものなんだそうです。
㊗ 日本一のガジュマル 大賞受賞!
さて、このブログを書いている日の前日、2月9日に、国頭小学校が「第5回かごしま・人・まち・デザイン賞景観作り部門」の大賞を受賞したという、うれしいニュースがありました。
鹿児島県の景観を守り,育て,また,新たに創出するための活動に取り組んでいる個人又は団体へ授与している賞だそうです。
明治31年の第1回卒業生が植樹して以来,伐採や空襲・台風にも耐え続け,保護者・地域の方々・教職員・卒業生など多くの方々の力があってこその受賞だと思います。繋がってきた想いが評価されたのではないでしょうか。
まさに実物をこの目で見てきた旅にゃんこ一家にとっても、ほんとうにうれしいニュースでした。
2コメント
2018.02.11 04:29
2018.02.10 21:47