旅にゃんこ岩手編 ~ 「中尊寺」参詣で出逢った方は、全員ネコ好きでした💕 ~

ここ、岩手県平泉町の中尊寺で、だいきちにおみくじ引かせたら、なんと大吉でした (^◇^)

猫好きな神様・仏様の歓迎のしるしなのでしょうか (*^_^*)


どうやら、神様・仏様だけではなかったようです。


とにかく、中尊寺に来てからは、参道でも境内でもお店でも、行き交う方々ほぼ全員から、ネコちゃんようこそ!と熱烈な大歓迎をうけた、だいきちとふくちゃんなのでした (*´ω`*)


◇ 平泉中尊寺と "さんさ踊り"

中尊寺は、岩手県を代表する平安時代に建立された寺院です


天台宗の東北大本山で、2011年6月には、世界遺産に登録されました。


金色堂はじめ3,000余点の国宝・重要文化財を伝える、平安仏教美術の宝庫なのです。

私たちが訪れたとき、境内では「大浦さんさ踊り」の真っ最中でした。


さんさ踊りの由来は、実は、鬼退治の伝説にあります。


江戸時代のころ、盛岡城下の村に羅刹(らせつ)という鬼が現れ、悪さをして暴れていました。


困り果てた村人たちは、三ツ石神社の神様に悪鬼の退治を祈願したところ、神様は悪鬼をとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として、境内にあった大きな三ツ石に「鬼の手形」を押させました。


岩に鬼の手形」。これが、"岩手"の県名の由来だとも言われています。

鬼退治を喜んだ村人たちは、三ツ石のまわりを「さんささんさ」と歌いながら踊りあかしました。


これが、 "さんさ踊り" の始まりだそうです。

バギーや抱っこであれば、ペットの境内への入場は自由です。


ペットにも寛容な神様・仏様が鎮座されている寺院なのであります。


◇ 「招き猫」のおべべの「福」が逆さまの理由

中尊寺の門前のお土産物屋さんには、逆さの「福」の文字をおべべにつけた、招き猫さんが売られていました。

自分と同じ「福」の文字を付けた招き猫に見入るふくちゃん (*^_^*)


ところで、どうして「福」の文字をひっくり返しているのでしょうか。


中国古来から有る民間風俗で、「福」の文字をひっくり返すことを中国では「倒福」と言います。


「倒」は、中国語で「やって来る」の意味の「到」と同じ発音(ダオ)なのです。


そこで洒落で「福」の字をひっくり返して、「福の神よ、入ってきてね」という意味を暗示しているのです。


◇ 中尊寺金色堂

中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂「金色堂」にやってきました。


金色堂は、屋内でもあるため、残念ながら、ペット連れでは入場できません。

こうやって、柵外からお堂を眺めることはできます。

金色堂は、奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124年)に建立したものです。


京都の平等院鳳凰堂と共に、平安時代の浄土教建築の代表作です。国宝にも指定されています。

中尊寺の入場門のそばに、金色堂のレプリカが飾ってありましたので、猫たちはこれでガマンです (*^_^*)


◇ ペット同伴可レストラン「かんざん亭」

ここは、中尊寺金色堂のすぐ傍にある、素敵なペット同伴可(テラス席限定)のレストランです。

私たちは、ここがペット同伴可のレストランと知らずに前を通りかかりました。

すると、私たちに気付いた親切なネコ好きな店員が声をかけ、景色の良いテラス席へと案内してくださったのです。


ここで食べた「自然薯のティラミス」は、最高においしかった!


実は、あまりに感動し、卑しくもすぐに食べつくしてしまったので、ティラミスの写真を撮り忘れてしまいました・・・その感動がリアルに届けられず、慚愧の念に堪えません (+_+)


なんだそりゃ (;^ω^)


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4コメント

  • 1000 / 1000

  • ちらっしー

    2016.10.19 06:55

    @小桜舞ウこんにちは!コメントありがとうございます!(#^.^#) そうなんですよ!(;^ω^) 旅先では宿とお店探しが一番の課題なんです (^^)/ 労っていただき、どうもありがとうございます!
  • 小桜舞ウ

    2016.10.18 07:45

    こんにちは〜毎度ニャン子達同伴のお店探しご苦労様でした^_^
  • ちらっしー

    2016.10.17 14:29

    @☆MICKEY☆こんばんは!♪(*^▽^)/★*☆♪ コメントありがとうございますm(__)m ティラミスの撮影だけは心残りでした(T_T) またいかねばなりませんね(^o^;)