岩手県ではじめて(1923年10月8日)、国の名勝に指定された「猊鼻渓(げいびけい)」。
ここでネコたちと舟下りをしたら、カモさんたちが寄ってきて、かわいく並走してくれました。
その貴重な映像とともに、今回の旅にゃんこ日記をお届けしたいとおもいます。
◇ 猊鼻渓(げいびけい)
猊鼻渓(げいびけい)に到着しました。
この珍しい地名の由来は、峡谷の鍾乳石が獅子の鼻に似ていることから名付けられました。
「猊」の漢字は「獅子」の意味です。
ふくちゃんは助手席から顔を出して、ワクワク、お散歩に出るのを楽しみにしています。
だいきちも同じです。
このシーン、実際に目撃した方々は、「よく外に飛び出さないよね」とびっくりされます。
でも、だいきちもふくちゃんも、車の中が一番安全だと知っているみたいなので、外には一切飛び出そうとしません。
◆ 舟下り
猊鼻渓の舟下りに挑戦です。
この川は「砂鉄川」といいます。
事前の下調べでは、調べられなかったのですが、実は、ペット乗舟可能な舟下りです。
後日、気づきましたが、公式サイトには「リード付ならわんちゃんや猫ちゃんも+200円で乗船できます」と、記述があります。
このように、60人乗りの木製のボートです。座布団として強いているのは救命胴着。
実は、水深が大人の膝丈から股下ほどしかありません。流れも非常に緩やかですので、万が一のときは、バッグごと担いでしまえば大丈夫と思われます。
なんと、舟が川を下り始めると、カモが泳いでついてきました。
ふくちゃんがそれをじっと観察しています。
だいきちも興味深々です。
まったく猫には動じないカモさんたちなのですね (^_-)-☆
舟下りツアーでは、途中で下舟できる時間があります。
このように、高さ50メートルを超える石灰岩の岸壁が連続するエリアを実際に楽しむことができます。
実は、猊鼻渓は「舟下り」のみならず、人力での「舟上り」もあります。
全国的にも「上り」があるのは珍しく、たとえば、長瀞ライン下りは下りだけですし、最上川の舟下りは、エンジンを使って川を上ります。
流れの緩やかな砂鉄川ならではの光景なのです。
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2016.10.24 05:57
2016.10.24 04:33