第16次遣唐使船(西暦804年)で唐に渡った空海ゆかりの地、三井楽町(五島市)柏崎へやってきました。
三井楽(みいらく)町柏崎は福江島の最北端に位置し、遣唐使が日本最後の地として立ち寄った寄港地です。
冬なのにポカポカ温かい日差しにリラックスするだいきちやふくちゃんとともに、遣唐使や空海の軌跡の一端をたどってみたいと思います。
辞本涯とは「日本の最果ての地を去る」の意。
これは三井楽港に寄港したときに空海が残した言葉といわれています。
青い海を見ながら、命がけで今まさに東シナ海を渡ろうとする、並々ならぬ空海の決意をイメージすると、なんだか胸の底から熱いものがこみ上げてきたのでした。
◎ この場所の地図
◇ 空海像
辞本涯の碑の横に並んでいるのが空海像です。
ちょっと脱線しますが、空海の足元に見えている車が、われら旅にゃんこ一家が乗ってきたマイカー(笑)
屋根にテント(ルーフテント)を積んでいるので、宿を気にすることなく、どこでも寝泊りしながら旅をしています。
かつては300人ほどの島民が住んでいた時期もあったとか。
ここ柏崎の北約2.4kmにある島なのですが、見えている島の南側は傾斜地で平地がほとんどないそうです。
昭和40年12月に、最後の7世帯38人が島を去ってしまい、無人島化したのだそうです。
◇ 五島柏崎灯台
ここ柏崎にある白色の灯台で、昭和31年(1956年)に設立されました。
地上から頂部までの高さが15.29メートルあります。
灯台を背景した、だいきちって、けっこうハンサムに見えませんか?(=^・^=)
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