🌅台風の過ぎ去った後の種子島の夕陽
台風後の種子島の空は、まだまだ雲が多かったのですが、南国独特の美しい、あかね色やオレンジの混ざった美しい夕陽を眺めることができました。
🌊よきの海岸 ~ 猫の見ているこの夕日、それは永遠のミステリー
上の写真は種子島北部、西之表市にある「よきの海岸」。
島で一番大きな港のある西之表市からほど近い場所にある海岸です。
だいきちもふくちゃんも、この美しい、夕空にバギーの中から見入っておりました。なんだか、だいきちは貫禄のある格好をしていますね。
ちなみに、俗説では、猫はニンゲンのように赤・青・緑の三原色ではなく赤を除いた青・緑の「二原色」で物を見ているといわれていますが、これは正確な表現ではありません。
赤色は見分けられますが、ニンゲンの感じる赤色とは異なり、あえてニンゲン視点でいうなら「薄いピンク」に見えているそうです。
さらには、最近の学術研究では、猫はニンゲンが見えない紫外線がはっきりと見分けられているそうです。
したがって、だいきちとふくちゃんが見ている夕陽は、私が見た夕陽の色とはまったく違う色彩であることは間違いありません。ニンゲンが絶対に味わえない、未知の色彩が広がる夕空です。
🌊雄龍雌龍(おたつめたつ)の岩がある浜津脇(はまつばき)海岸
種子島の中部、中種子町にある有名な夫婦岩「雄龍・雌龍の岩」のある海岸です。寄り添うように立つ二つの岩の、右が雄龍(おたつ)、左が雌龍(めたつ)と呼ばれています
この岩には、昔、嵐の夜にこの場所が崖崩れにあい、家ごと海に投げ出された夫婦(達五郎と達江)の生まれ変わり、という伝説が残されています。夫婦が行方不明になった数か月後、突然この夫婦岩が出現したんだそうです。
ちなみに、地元の人が丁寧に祭っているしめ縄は定期的に取り換えているそうです。近年では、2012年の6月に取り換えたそうです。
ここに紹介した2か所をふくめ、夕陽の美しい種子島の海岸スポットを、ダイジェスト動画にしてみました。
⛲宇宙ケ丘公園
種子島の南部、南種子町にあるこの公園は、JAXAが打ち上げるロケットを見学するのに最適な、見晴らしの良い場所にある公園です。
ソテツなど南国特有の木々が生い茂った林の背後に、素敵な夕空が広がっていました。
「大空に打上げせまるロケットは 島の南の果に立ちたり」
・・・と昭和58年に、天皇陛下(当時の皇太子殿下)がお詠みになられた句が彫られた御製碑もあります。
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