旅にゃんこ屋久島編 ~ 世界最大マメのモダマ~

本日は、宿泊している安房地区をぶらりお散歩の日です。


安房地区は、屋久島では宮之浦に次いで二番目に大きな集落です。


大正~昭和の戦前に活躍した小説家『林芙美子』の代表的な小説のひとつである『浮雲』の舞台にもなった場所でもあります。


安房川のほとりには、世界最大のマメである『モダマ(藻玉)』が自生していますので、立ち寄ってみたいと思いました。

モダマとは、熱帯や亜熱帯に見られるマメ科常緑植物で、日本では屋久島から琉球にかけて分布しています。


この安房のモダマのつるは50m四方にもおよび、屋久町の天然記念物に指定されています。

安房川は、宮之浦(みやのうら)岳(標高1936m)に源を発し、東流して安房港で種子島(たねがしま)海峡に注いでいます。延長約20kmです。


カヌー遊びなどをする観光客がちらほらみられますが、ゴールデンウィーク中にもかかわらず、ここには観光客は少なく、静かで穏やかな川です。


上の写真の鳥は、シギの一種かとおもったのですが詳しくありません。誰か教えてくださるとうれしいです。

だいきちは、ぼちぼち休憩しながら向かいます。

一方、ふくちゃんは、自分からいつも積極的にお散歩します。

『大石亀女通り(おおしかめじょどおり)』とは、おもしろいネーミングの道だなあ、と思って調べました。すると、亀女という女性が機織りをしたという伝説の大石が安房川の岸にあることから名付けられたことがわかりました。


さらに亀女という用語を調べると、お面で有名な「おたふく(お多福)」のことを指すことがわかりました。


そういえば、我が猫ふくちゃんの名前(本名:だいふく)そのものだったのです。ですから、偶然訪れたこの場所には、実は深いご縁があったかもしれませんね(笑)。


ちなみに、屋久島(長田地区)では、伝統行事として「亀女おどり」というのが今でも行われているそうです。

だいきちとふくちゃんをキャットバギーに乗せたり、草むらを散歩させたりしながらゆるゆる行くと、やっとモダマ自生エリアにたどり着きました。

モダマの説明をする石板です。概要は本日記の冒頭のとおりです。

天然記念物なので、遠慮しながらふくちゃんも近づきましたよ(笑)。


にゃんこも目を丸くするほど、ツルがとても太くてびっくりでした。

最後は、近くでバギーに乗せてツーショット。


だいきちのこの表情は、笑福亭鶴瓶さんの物まねではないかとおもっています(笑)


おとなりで、ふくちゃんが「だいきちは、何を目指してるんでちゅか?」って表情しているのがおかしいですね(笑)

旅にゃんこ だいきち&ふくちゃん - The.Traveling.Cats

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