屋久島の枕状溶岩は、屋久島町の田代海岸にあります。推定一億年前に形成されたそうです。
屋久島には火山はありません。ではこの溶岩はどこから来たのかというと、フィリピン海洋プレートに乗ってやってきました。赤道付近の海底火山から運ばれた溶岩が、少しずつ北西に移動し、ユーラシアプレートの下に潜りこみ、砂や泥の層とまじりあって出来上がったのがこの地形なのです。
枕状溶岩1億年の歴史の中で、北海道猫(※だいきちは道東で約11年前に保護)は、おそらく初上陸かと思います(笑)
なんとなく、体の模様と溶岩の色がマッチングしているような・・・(笑)
屋久島の海岸といえば、これより県道77号線を9キロほど南下したところに、春日浜海岸(かすがはまかいがん)があります。ここは夏は海水浴場でにぎわいますが、私たちが訪れたときは閑散としていました。
しかし、だいきちの歩き方は貫禄がありますな・・・ハーネスとリードさえしていなかったら、まるで、海岸をねぐらにしている島のにゃんこみたいです(笑)
結局バギーに戻ったのね・・・ふくちゃんが腹の下にいるけど、気にならないのかな・・・お互いに(笑)
実は、春日浜は、屋久島最大の隆起サンゴ礁海岸なんです。今から約5000年ほど前、今より気温は約3℃高かったそうです。そのときは、この場所は、浅い海の中でした。
その後気温が低下すると、この温かい海で成長したサンゴによって形成された石灰岩地形が、海水面が下がって海岸となって露出したのです。
ふくちゃんは海水浴場の監視塔の階段で休憩中です。
油断していたら、階段をのぼって降りてこなくなりました(笑)
そのころ、だいきちは、監視塔の下の石畳で毛づくろい中。
屋久島の海岸の潮風に、猫も人も癒された一日でした。
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