これまで、だいきちとふくちゃんはフェリーは6回一緒に乗っています(だいきちは、ふくちゃんが来る以前に1回経験しているので、合計7回)
飛行機と同様、フェリーも長時間、慣れない環境の中へ猫たちを置いてしまいます。ですから、はじめてのときは、大丈夫か心配になりますよね。わたしたちも同じでした。
そこで、これまでの私たちの経験をここに記しますので、今後、船旅で猫たちとの快適な船旅をするためのヒントになさっていただければと思います。
◆ だいきちとふくちゃんのフェリー乗船経験
さて、これが私たちが、猫連れでいままで乗船したフェリーの航路のすべてです。(2016年6月時点・)
1回目:北海道苫小牧→茨城県大洗(2006年4月) ※だいきちのみ
2~3回目:新潟↔佐渡ヶ島(2011年6月)
4回目:桜島→鹿児島(2016年4月)
5~6回目:鹿児島↔屋久島(2016年5月)
7回目:北九州・新門司→東京・有明(2016年5月)
まず、猫と船旅を楽しみたいとお考えでも、猫の船酔いが心配かと思います。
うちのにゃんこたちに限って申し上げますと、だいきちはまったく乗り物酔いをしたことがありません。
ふくちゃんは、まだ1歳未満のときに、佐渡ヶ島航路で若干船酔いをし、口から泡を吹いてしまったことがあります(※前述の3回目の船旅)。
その際、慌てて、私たちのかかりつけの獣医さんに佐渡ヶ島から電話で処方をお尋ねしました。
◆ 初期の旅にゃんこ ~ "キャットキャリー" からスタート
そんな私たちも、猫と旅をし始めて最初の一年間くらいは、乗り物の中はずっとケージにいれっぱなしにし、自由に歩き回らせないようにしていました。
初期のころは、車の中では、上の写真トラベル用キャットキャリー(リッチェル社キャンピングキャリー)に入れっぱなしで、時々、屋外で散歩に出す程度でした。でも、慣れないころは、外に出しても、上のように、すぐに自分でキャリーへ戻ってしまっていました。
ちなみに、いつもだいきちとふくちゃんが入っているバギー(フリーチェ社のマザーカート)は、歩く旅はもちろん楽ちんなのですが、舗装されていない山道などを行かざるを得ないときもあります。
そんなときは、上の写真のような両肩で背負えるリュックタイプものや、手作りの革製バッグに、にゃんこたちを入れて運んだりもします。
これは、あとから仕入れた情報なのですが、猫に乗り物で長旅させられるよう躾(しつけ)したいときは、最初はケージにいれ、安全な場所だと思うまで慣れさせることがよい、ということは、アメリカの動物病院のサイトにも詳しく解説が書かれてありました(※VCA Animal Hospital)。
アメリカのように国土が広大な国のほうが、ペットと車で長旅する機会が増えそうです。したがって、こうした海外の獣医師さんの発信する情報にも、目を通す意味は大いにありそうです。
◆ ペット専用部屋付きのフェリーの登場
私たちが、このフェリーを利用したときは、残念ながら、同伴個室は予約でいっぱいでした。しかし、ペット専用部屋は他に予約がなく、だいきちとふくちゃんだけで独占できました。
ケージはこのように、トイレや餌皿、そして爪とぎボードをいれても、だいきちとふくちゃんが一緒にゆったり過ごせるサイズです。
このように、飼い主さえいれば、ケージの外に好きなタイミングで出すのは許されています。
ロビーのコンシェルジュに連絡すれば、ペット専用部屋にはいつでも何時間でも中に入ることができます。好きな時間に遊んであげたり給餌したりできますので、さみしい思いや退屈させることはありません。
ペットと同伴可能な個室の様子について、私たちは写真撮影はできなかったので、詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参考ください。
◆ 猫との旅に関する推薦図書
最後に推薦図書をご紹介します。
今は絶版となってしまい、Amazonの古書などでしか購入できないようです。実は、私は自宅の近所の図書館で、本書を借りることができました。
猫と旅に関して、興味のある方はぜひ目を通してみてください。
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